一般社団法人都城青年会議所は2021年度11月第1例会として11月21日(日)に早水公園体育文化センター弓道場にて「都城の魅力 産業体験~希望の矢で夢を解き放て!~」を開催しました。

 
今回の事業では私たちが取り組んでいる、持続可能な開発目標SDGsの活動の一つとして都城圏域で全国の9割の生産を誇る竹弓の作製工程の体験、そして都城で生産された竹弓での弓道体験を近隣の子ども達を対象に行いました。
参加定員50組にて募集したところ案内開始から2日で定員に達し、住み暮らす地域への関心の高さを感じました。

 

開会後、今回の作製そして四半的体験を指導していただく講師の

都城弓製造業協同組合 楠見様、南崎様、宮崎県弓道連盟都城支部 別府支部長をはじめ7名の皆様、宮崎県四半的弓道連盟都北支部 上野支部長をはじめ5名の皆様にご挨拶頂き、A班作製、B班弓道に別れて体験を行いました。

作製体験では竹一枚一枚を重ね合わせ、弓としての反りを作る工程を教えてもらい、真っすぐだった竹にクサビを打ち込んでいき、外すとしっかりとした反りが出来上がると子どもたちからびっくりとした歓声が上がっていました。その後、カンナを使い竹を削ってみる体験を行いました。初めて使うカンナで削った薄い竹を持って帰ろうとする子ども達がとても印象的でした。

弓道体験では作法から弓の弾き方、そして実際弓を弾き、矢を放つ体験をしました。急遽、普段から四半的を行っている青年会議所メンバーの川内君によるお手本も開催されるなど厳粛な中にも弓道を楽しむ和気あいあいとした時間になりました。

 

後半はA班、B班を交代しそれぞれの体験を行いました。最初は初めて弓矢を持つ子どもさん達を心配そうに見つめていた保護者の方々も時間がたつにつれ自分もやってみたいので教えてくださいと講師の先生に指導を仰いでおり、引き込まれる魅力ある産業なのだと事業を計画した私たちも再認識しました。

体験後、川田副理事長より今回の体験により都城圏域にこんなに素晴らしく誇れる産業があることを知ってくれる切っ掛けとなれば、そして中学生、高校生になった時に弓道に興味をもつ切っ掛けになれれば嬉しいですとの閉会の言葉があり閉会しました。

コロナウイルス蔓延により大規模な事業を行うことは難しいですが、私たち都城青年会議所はどの様な環境においても「ひとのため まちのために」活動をおこなって参ります。
今後も不定期ではありますがご参加いただける事業を計画し、いち早くfacebook、Instagramでも案内させていただきますので是非フォローをお願いします。

 

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執筆:2021年度総務拡大委員会