2018年5月12日、青少年育成委員会の皆さんによる5月第1例会〈 テーマ:青少年を育てるのはオレたちだ! サブテーマ:~大人が変われば子どもが変わる、子どもが変われば未来が変わる!~ 〉が開催されました。
今回の例会は、混沌とした社会背景や住民相互の人間関係が徐々に希薄となる中、青少年が未来を切り拓いていく為に必要な力とは何か。
2018年度青少年育成委員会の皆様が『将来を担う青少年に何が必要なのか。我々に何が出来るのか。』を議論し合った中から、青年を育成するうえで忘れてはならない要素と、我々が果たすべき役割についてという内容でした。
現代の日本の青少年の現状は、確かにあまり良くないイメージがありました。
将来に希望が持てなかったり、大人を尊敬出来なかったり、若くして自ら命を絶ってしまう…など様々な問題があり、現実は深刻な状態です。
青少年育成委員会の皆様が行って下さったメンバーが小中学生の頃についての事前アンケートの集計結果の発表もありました。
その結果と、現代の世界各国の青少年及び日本の青少年が同じアンケートに答えた結果を見ても、先進国であるはずの日本の数値はあまりいい結果ではありませんでした。
例えば、将来の夢の有無や大人を尊敬しているかどうかの問いについて、他国より低い値になっています。
では、何故日本の青少年の結果は、他の国に比べてあまり良くなかったのでしょうか。
理由は様々ありますが、青少年育成委員会の皆様の議論を重ねた結果、その一つは日本人の自己肯定感の低さにあるのではないかという事でした。
しかし、日本人でも自己肯定感の高い人はいます。
その例として、サッカー選手の本田圭佑さんや野球選手の鈴木一朗さんなど、他にも大活躍されている有名な方々の名前が上がりました。
その方たちは小さい頃から自分自身としっかり向き合い、自身をちゃんと信じていることが分かりました。
そこで自己肯定感を高める7つの方法が紹介されました。
1、気づき、受け入れ、許可する
2、リフレーミングで、短所をクリアにする
3、「受けとる」練習をしておく
4、焦点を質問で変える
5、スモールウィンの積み重ね
6、力づけののアファーメーションやイメージを活用する
7、環境をつくる
実際に上記の1と2を青少年育成委員会の皆様に回って頂きながらメンバーで実践してみました。
そして実践後、委員会ごとに発表して頂きました。
皆さん真剣に、そして楽しんでいました!
短所などをリフレーミングすることで、前向きな気持ちになれたのではないかと思います。
実践してみて自分自身の為にもなりましたが、現代の子供たちやこれから生まれてくる子供たちの為にも考えさせられる大変貴重な時間となりました。
例会内だけでは伝えきれなかった内容についても、資料にまとめられていますので、今後も活用していきましょう。
青少年育成委員会の皆様、本当にありがとうございました!
お疲れ様でした!!